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私にはごく親しい知人がいて、1週間に1度は必ず夕方にやってきて2時間ほど話して帰るのである。今日はその日なので心待ちに待っていたが日が暮れても来ないので電話を入れてみた。 奥さんが電話口に出て 「今、主人はお風呂に入っています。今日は眼科へ行って軽い手術をして帰りました。ちょっと車に乗るのが無理なので、そちらへお邪魔する事ができないのです」 と言われた。 目のことについては前々から聞いていたので別に驚かなかったが、次の奥さんの言葉が聊か気になったのである。 「実はこのことはあまり誰にでも聞けない事なのですが、主人がそちらにお邪魔したとき変わった素振りはありませんか」 「と言いますと・・・」 「最近物忘れがひどくなって困っているのです。あまりひどいので病院へ行って診てもらわねばと思っているのですが、なにか気が付かれたことはないでしょうか」 そう言われれば加齢のせいか、少し物忘れが始まったのかなと思っていた。しかし、我々の年代になれば物忘れ現象が起きるのは当然のことで、私を含めてその範疇(はんちゅう)ではなかろうか。そんな気がして彼が特別病的だとは思っていなかった。 「奥さん、私が接している限りでは普通の老人の域に入っているものと思いますが、ご心配であればお宅は病院もすぐ側だし、一度診察を受けてみてはどうですか。実を言うと私も頭の画像診断をしてもらいました。今のところ特別に心配はないとの事で一安心しているのです。たぶんお宅のご主人もきっとそのような結果になると思いますよ」 「そうですね。一度主人とよく相談しみます」 淋しそうな声が受話器を伝わってきて、なんだかわが身につまされる感じだったが、物覚えのよかった彼に物忘れ症状が起きて奥さんも気を揉んでいるのだろう。たぶん彼も私たちと同じように、避けて通れないそれなりの物忘れが始まったので特別に心配ない現象だろう。とは言うものの、同年輩の間でこのような話が持ち上がるとちょっと心配である。 |
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| 内 容 | ニックネーム/日時 |
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心配ですね。奥様が何かおかしいとお感じになっているのでしたら、やはり早めに診てもらわれるのがいいと思います。 |
howaito 2008/10/02 21:36 |
howaitoさま |
しょうた 2008/10/03 07:04 |
そうですね。口では簡単に診察をと言っても、言われるご本人にはショックです。申し訳ありません。母も一人で不安と寂しさを感じていたにちがいないのですけれど。 |
howaito 2008/10/03 23:22 |
howaitoさま |
しょうた 2008/10/04 07:45 |
ご心配ですね。 |
落葉松亭 2008/10/04 20:36 |
落葉松亭さま |
しょうた 2008/10/05 09:28 |
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